【読んだら絶対欲しくなる?】ナイトブラが必要と言われる4つの理由
ここではナイトブラの必要性を4つのポイントにまとめました。昼用ブラとの違いや、ノーブラだと何が良くないのか?といったナイトブラ不要派の人には刺激的な内容になっています。まだナイトブラを持っていない方は参考にしてみて下さい。
ナイトブラが必要と言われる4つの理由【目次】
ナイトブラが必要な4つの理由
ここではナイトブラが必要と言われる理由を大きく4つにまとめてご説明します。
日中使う補正力の強いワイヤーブラを着けて寝ているという方も、ノーブラで寝ているという方もぜひ読んでみて下さい。
バストの垂れを防ぐ
出展:ワコール 人間科学研究所 http://www.wacoal-science.com/ageing/
バストは筋組織ではなく「クーパー靭帯」が支えています。バストは加齢によって柔らかくなり重力の影響を受けやすくなります。
するとクーパー靭帯が伸びたり切れたりします。これによってバストの下垂が起きます。
仰向けで寝ている時や寝返りの際、胸は自重によって重力の影響を受けます。ノーブラやカップ付きインナーで寝ていると重力の影響を受けてクーパー靭帯を傷つけてしまいます。
「クーパー靭帯」は一度伸びたり切れたりすると元には戻らないのでクーパー靭帯を守るためにもナイトブラが必要です。
バストが流れるのを防ぐ
「バストの垂れ」と似ていますが少し違います。また、「脂肪の形状記憶」や「脂肪の移動」という表現を使う人もいますがこれらにはあまり根拠がありません。
当サイトとしては「皮膚が形を変える」というように考えています。例えば、目じりや口元のしわなどがそうで何度も同じ動きをすることで少しずつシワができます。
つまり、バストの中にある脂肪がわきの下や背中に移動するわけではなく、ナイトブラをせずに胸が垂れた状態で寝る時間が長いと皮膚がその状態を記憶してしまうということです。
なのでノーブラや補正力が弱いカップ付きインナーで皮膚(バスト)が重力を受けた状態が長期間続くとその分、皮膚が垂れた状態を記憶していくということになります。
1日6時間の睡眠だとしても1年で2,190時間です。日数にすると約91日。年間で3カ月も胸が垂れた状態ということです。
血流やリンパの流れを妨げない
日中使うような補正力の強いワイヤーブラや、寄せ上げ効果の高いブラジャーをして寝ている方は注意が必要です。
「【知ってた?】ナイトブラが乳がんの発症率を上げる!?」でもまとめましたが、ブラジャーの着用時間が長いと乳がんの発症率が高くなるという統計データがあります。
また、実験データはありませんが「着圧の強いブラジャーが陥没乳頭(乳首)」の発症率を上げるともいわれています。
前項で紹介した「皮膚が形を変える」という内容を考慮すると可能性としては否定はできませんね。
乳がんについてははっきりしませんが、少なくとも寝苦しさや締め付け・圧迫による血流やリンパの流れを良くし、睡眠の質を高めたりむくみの解消は期待ができると考えて良いでしょう。
寝ている間もバストアップが望める
「バストの流れ」と内容が少しかぶりますが、脇下からお肉を集められる体系の人はナイトブラを着用することで寝ている間もバストアップ効果が望めます。
胸元にお肉を集めて寝ることで脇下のお肉に癖をつけることができるためです。なので全ての人にバストアップが望めるわけではありません。
あくまで胸元に寄せられるお肉がある人に限ります。ワイヤーブラでも集められますが、前項で紹介したように血流やリンパの流れを止めてしまうのでおすすめできません。
ナイトブラのように締め付けすぎずにバストの形を維持してくれるものが良いでしょう。
起きている時と寝ている時とでは胸が受ける重力の方向が変わります。
日中使うブラジャーはお腹方向にかかる重力から胸の下垂を守るために、ワイヤーなどで補正力を強化しています。
ですが寝ている間は仰向けや寝返りなどであらゆる方向に重力がかかります。なのでお腹方向だけに特化した補正力ではなく、360度の補正力が必要になります。
また、強い補正は血流やリンパの流れを妨げるので、胸が垂れない程度の適度な補正力が必要になります。
昼用のブラジャーとナイトブラとでは着用を想定した姿勢が全く違うので、それぞれの場面に合ったブラジャーが必要です。
- 今までノーブラだった人は締め付けが気になって寝れない
- ずれるのが気になる
- 胸が垂れるほど無い
- 体に良くないという説
- 効果がない
- 寝るためのブラにお金をかけられない
ここからは「ナイトブラは必要ない」という方がよく口にする意見や、ナイトブラに関する良くないイメージなどをまとめてご紹介します。
今までノーブラだった人から締め付けが気になって寝れない
確かに、ある程度の着圧によってバストラインをキープするのでノーブラと比べると着圧が気になってしまうという意見は納得できます。
ずれるのが気になる
寝ている間にずり上がったり、パッドがずれて違和感で起きてしまうということがあります。特に、ずり上がってしまい朝起きたらアンダー部分が胸を押しつぶしていたというのは一番合ってはいけないパターンです。
胸が垂れるほど無い
中には「垂れるほど胸がないからナイトブラに限らず日中のブラすら不要」という方もいます。でもご自身の胸を良く観察してみて下さい。
バストの上の部分がそげていて、アンダー部分がふっくらしていませんか?それが「胸が垂れた」状態です。
体に良くないという説
「乳がん」などブラジャーの締め付けが良くないという説ですね。ただ、調査自体が古い統計データが独り歩きしてネット上で拡散されているものと考えられます。
(Dressed to Kill: The Link Between Breast Cancer and Bras 1995)
日中使う補正力の強いブラジャーを長時間着けていれば、血流やリンパの流れを悪くするだけでなく、常に圧迫されストレスを受けた状態と推測できます。
だからといって昼間用のブラジャーを着用時間が長いと乳がんになるとは言えませんし、ナイトブラなら大丈夫とも言えません。
でも極論を言うと、美脚効果のあるきつめのタイツでがんになるのか?というレベルの話です。
昼用の締め付けがきついブラとは違い、サイズが合ったナイトブラの着圧はタイツやブルマー程度をイメージして貰って大丈夫です。
効果がない
ナイトブラの中には育乳効果やバストアップ効果をうたったものがあります。そういった効果が期待できるのは一部の人で、やせ型の人は確かに効果を感じにくいです。
ただ、ナイトブラは育乳やバストアップ効果だけでなく、「バストの垂れ」や「カップサイズのダウン」などを予防する効果もあるので、やせ型の人でも着用をおすすめします。
寝るためのブラにお金をかけられない
ナイトブラを買わないのであれば、「昼用ブラジャーをして寝るか」・「ノーブラで寝るか」の二つです。
昼用ブラをして寝る場合、「乳がん」・「締め付けによる着圧で睡眠の質が下がる」・「ワイヤーなどの摩擦による色素沈着」などのリスクが出てきます。
ノーブラで寝る場合は「バストの垂れ」・「カップサイズのダウン」などのリスクが出てきます。
「実は悪影響?〇〇をナイトブラの代用した場合のメリット・デメリット」を参考にあなたに合った選択をすると良いでしょう。
胸が小さいからといってノーブラで寝ていると摩擦によってニップル(乳首)が黒く色素沈着する可能性があります。
また、胸が垂れているという自覚がなくても胸は自重によって常に重力を受けています。ノーブラはバストサイズを下げる原因にもなるのでナイトブラを使用した方が良いでしょう。
ただし、成長期のAカップならあまり気にする必要はありません。胸の成長が止まると胸が柔らかくなり垂れやすくなるのでAカップで胸の成長が止まった方はナイトブラを検討した方が良いです。
まとめ
ナイトブラは選び方によっては本来期待できるリラックス効果などを妨げてしまうこともあります。
例えば、ナイトブラは寝ている間のバストラインを保つ効果がありますが、寄せ上げ効果が高いものや、サイズが小さいものを選ぶと着圧が強く睡眠の邪魔になります。
少し大げさではありますが、ナイトブラは選び方ひとつで効果が大きく変わります。
あなたに合ったナイトブラを選ぶためにもナイトブラの選び方はしっかりとポイントを押さえておきましょう。